「エドが・・・アルが・・・頑張ってるのに・・・私が何もしないわけには・・・・」
そう言うと、は震える足を両手で押さえ、ゆっくりと立ち上がった。
身体には鋭い痛みが絶え間なく与えられるエリ。
だが、懸命に立ち上がり、ゼフィアをにらみつけた。
「あんたはゴーレム。私の・・・兄さんじゃない。あんたと・・・1つになる気は・・・ゼロよっ!!」
そう叫ぶと、は右手を左手の甲に添えた。
ジッとはゼフィアを睨みつけ、震える足で懸命に立ち、左指を擦り合わせた。
その瞬間、ゼフィア事態が氷の中に閉じ込められた。
「くくく・・・これで俺の足止めをしたつもりか?」
「くっ・・・・」
ガクンと膝を突く。
痛みは限界まで達していたのだ。
SILVER BREEZE ALCHEMIST 第九話
立たなきゃ・・・・立って戦わなきゃ・・・
じゃないと・・・今までやってきた事が全て・・・全て水の泡・・・
お願い・・・動いて・・・お願い私の体・・・・動いて・・・・
「・・・誰かを頼りにしても無理なんだよ。俺とは1つになる運命なのだから・・・」
そう言うと、ゼフィアはの元へとたどり着いた。
「!!」
下を向いていたは目の前にゼフィアの足が見えてハッとした顔をして見上げた。
「さて・・・1つになるとしようか。」
「無理よっ・・・私に、その意思・・・はないわっ!!!」
「しかし、今の体では動く事も出来ないだろう?」
叫ぶはキッとゼフィアを睨みつけていた。
「まだはむかうか・・・・」
「当たり前でしょ!?」
「ならば・・・・」
そう言うと、ゼフィアはパンっと両手を合わせた。
──エドと同じ禁忌を犯してる!?
はゼフィアの行動を見て、初めて知った。
ゼフィアが禁忌を犯していた事に。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーぁぁぁ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ーーーーーあ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
ゼフィアは両手を合わせ、土を鋭い槍に錬成しに向かって一気に降り注がせた。
身体を貫通したり、腕のあちこちを擦っていった。
「セリ・・・・ナ。」
エドワードは懸命にの名前を呼んだ。
「!?」
アルフォンスもの異変に気がつき、ハイラゴーレムとゲルマゴーレムの攻撃を避けながらの方に意識を向けた。
エドワードとアルフォンスの視界に入ったのはゼフィアの錬成した鋭い土の槍がに降り注ぐ所だった。
「言う事を聞かないなら、じわりじわりと痛めつけてやろう!!!!」
エドワードとアルフォンスに聞こえるように声を張り上げた。
ゼフィアはニヤリと笑みを浮かべ、エドワードとアルフォンスを見た。
「に・・・・に手ぇ出すなぁぁぁぁーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
そう叫ぶと、エドワードは痛む身体を無理矢理起こした。
「う・・・くぅ・・・・」
土の槍を身体に受け、身体をくの字にして地面にうずくまる。
「エドっ!!!ゴーレムは・・・ゴーレムはゼフィアを倒さないと・・・倒さないと消滅しないわっ!!!!!!!」
ビリビリと体が痛む。
そんな中、はエドワードとアルフォンスに伝えた。
懸命に、痛む傷口を押さえて。
またゼフィアの錬成した土の槍が降ってきた。
「つあぁぁあ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ーーーーーーーーーーー!!!」
「「ぁぁぁぁーーーーーーーーーーーー!!!」」
悲鳴をあげ、地面に突っ伏する。
そんなに声を張り上げるアルフォンスとエドワード。
アルフォンスはハイラゴーレムとゲルマゴーレムの2体の相手をしている為、に駆け寄る事が出来ない。
エドワードはさっきゼフィアから受けた攻撃で体が上手く動かない。
それでも懸命にに近づこうとしていた。
「さて・・・・」
そう言うとゼフィアはしゃがみ込み、の髪の毛を掴み、顔を無理矢理上に向かせた。
ザァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
「1つになろうではないか・・・・」
サァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
雨の振る中、発された言葉。
それは、あの言い伝えが本物になるということだった。
「「「!!!」」」
ゼフィアの言葉に、エドワード、アルフォンスの3人が目を見開いた。
「ならないって・・・・言ってるじゃ・・・ない。」
雨の所為で力の出ない、痛みが襲ってくる。
しかし、声はしっかりとしていて、切れ切れでも、はっきりと意志をゼフィアに伝えた。
その時だった。
「に触るんじゃねぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーー!!!」
パァァァーーー・・・・
ざくっ!!!!!!
「ぐぅっ!!!」
の三つ編みの髪を持ち、持ち上げるゼフィア。
その姿を見て、立ち上がったエドワードが叫び駆け出した。
パンッと両手を合わせ、ゼフィアの身体に触れる。
土の成分を分解し、その部分に攻撃を仕掛ける。
すると、ゼフィアにダメージを与える事が出来た。
「・・・エ、ド。」
「大丈夫だ・・・絶対に守るからな、っ。」
「私・・・だって・・・こんな事で・・・負けてられな・・・・い。」
そう言うと、はエドワードの手を借りて、ゆっくりと立ち上がった。
そして、右手を左手の甲に添えて、左指を擦り合わせた。
その瞬間、ハイラゴーレムとゲルマゴーレムの足元が氷で固められた。
「ゼフィア・・・雨が降ると確かに私の体は痛むわ。でも・・・でもね、好きな人のためなら・・・それ以上の力を出す事が出来るのよ!」
はハァハァと荒い息をしながらゼフィアにはっきりと言い放った。
その言葉を聞き、ゼフィアはピクンと眉を上げた。
「エド・・・私はもう、大丈夫。絶対に負けたくない。だから・・・弱みなんて言ってられない!」
震える足を無理矢理立たせ、叫ぶ。
そんなの首元には赤く輝き続けるシトロンの紋様。
の身体の痛みは限界を超えているはずなのだ。
そんなの言葉に答えるように、雨は止んだ。
「雨が・・・止んだ。」
すぐに反応したのはアルフォンスだった。
アルフォンスが呟き終わったとき、の首下にある紋様の赤い輝きが消えた。
「体が・・・痛く、ない。」
「大丈夫なのかっ!?」
「うん、痛くない。」
の言葉にエドワードがすぐに反応した。
勿論ゼフィアから視線を離さないままで。
エドワードの問いには指をワキワキと動かしながら嬉しそうに答えた。
「ただ、さっきまでの痛みはあるけど、紋様からの痛みがないから、楽になった。」
そう言うと、キッとゼフィアをにらみつけた。
「神様なんて信じちゃいないけど・・・どうやら神様は私たちに味方したみたいね。」
はフッと少女の顔から女の顔に表情を変え、ゼフィアに言い放った。
「雨が降って強くなっていたのなら、今のゼフィアはさっきより弱いっ!!!」
「そうなるな。アル、・・・行くぞっ!!!」
「「うんっ!」」
アルフォンスはふと思い出したかのように呟いた。
その言葉を聞き、エドワードは納得したように頷きアルフォンスとに指示した。
アルフォンスとは同時に返事を返し、エドワードの後を追うようにゼフィアに駆け寄った。
「確かに、さっきのように強くはない。だが、今のままでも十分だっ!!!!」
ゼフィアはそう叫ぶと、ゼフィア自身の両手を鋭い刃に錬成した。
「その刃・・・・俺の機械鎧に勝てるかな!?」
そう呟き、右腕の機械鎧の一部を甲剣に錬成した。
アルフォンスは地面に錬成陣を描き、ゼフィアの足を土で捕らえた。
ガンッ!!!!!!!!
動きの取れないゼフィアに向かって甲剣を振りかざすエドワード。
だが、ゼフィアの刃に寄って受け止められた。
切り込めないのだ。
は右手を左手の甲に添え、左指を擦りあわせた。
その瞬間、空気中の水分が水となりゼフィアに降り注いだ。
その瞬間、ゼフィアの体、土が柔らかくなりエドワードの甲剣がゼフィアの身体を傷つける。
「ぐあぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
「よっしゃっ!!」
「まだよ、エド!!」
悲鳴を上げるゼフィアを見て、グッと拳を握り締めるエドワード。
それに気が付いたは急いで声を張り上げた。
「早く、早く離れてっ!!!」
そう言うと、は左手を右手の甲に沿え、右手を口元に持ってきて、息を吐いた。
その瞬間、ゼフィアの体が宙に浮きエドワードから離れた場所に吹き飛ばされた。
はジッとゼフィアを凝視していた。
すると、ゼフィアの体がグニャグニャと動き出した。
「な・・・い、一体何が?」
「どうなってるの?」
エドワードとアルフォンスは声を合わせて、震える声でゼフィアを見つめながら呟いた。
「あれが・・・・あれがゼフィアの本当の姿なのよ・・・・きっと。」
エドワードとアルフォンスの声を聞き、は静かに言い放った。
の視線の先にはゼフィアの姿をしていたものがグニャグニャと姿を変形させている姿が映っていた。
「すでに・・・・ゼフィアはこの世に生きていなかった。ゴーレムとして生きていた。その・・・本当の姿になろうとしているのよ。」
は静かな口調で呟いた。
そう、は知っていたのだ。
シトロンの紋様を持つ者
悪の心を持つ者
その二つが揃う者は 自らの姿をゴーレムに移し永遠の命を手に入れる
そして 2つに分かれた片割れの魂を手に入れることにより 最強の力を手に入れる
だが その片割れの魂を手に入れる前に 誰かにゴーレムの中にある芯を攻撃された場合
その姿を保つ事が出来なくなり 本来のゴーレムの姿へと変貌する
それがシトロンの紋様 悪の心を持つ者の最後なのだ
ロイ大佐の家で本を探していた時、この資料を見つけた。
信じられず、書き留めていなかったが、今目の前で起きている事を見て、は本当だったのだと納得した。
「ど、どういうことだ?」
「シトロンの紋様を持つ者。悪の心を持つ者。この二つがそろい、なおかつ、自らの姿をゴーレムに移し永遠の命を手に入れる。そして、私の魂を手に入れることで最強の力を手に入れることが出来る。しかし、私の魂を手に入れる前に、エドの甲剣によって、ゴーレムの奥の芯を傷つけられた。すると、姿を保てなくて、本来のゴーレムの姿に変貌するの。すでに・・・・もうゼフィアでは無くなったってことよ。」
「「なるほど・・・」」
「すでに、土の塊になっただけだから・・・攻撃は完全に当たるわ。」
の説明を聞き、エドワードとアルフォンスは同時に頷き納得した。
そして、ははっきりと言い放った。
──完全に攻撃は当たる──と。
「なら、こっちの勝ちだなっ!!」
「うん。だけど・・・あまり侮らないようにね。」
エドワードの言葉を聞き、頷く物の、心配した表情で呟きかける。
「ああ。オレがミスなんてするわけねぇだろ?」
「・・・・・そうだね。」
「なんだよ、その間はっ!!!!!!!!」
エドワードが自身満々気にに話す。
その言葉を聞き、は少し間を置き、頷いた。
その間が気になったのかにツッコミを入れるエドワード。
「遊んでいる暇はないよっ!!来るよ、兄さん、!」
アルフォンスの言葉で我に返ったエドワードと。
アルフォンスに言われ、ゴーレムの方を見ると、すでに土の塊と化したゴーレムの姿があった。
あちこちから手が生え、足が生え、ムチのような土が生え・・・
ひゅんっ!!!!とゴーレムのムチのような土がたちの居る所を襲い掛かった。
即座に反応し、とエドワードは右に、アルフォンスは左に飛びのいた。
パンッと両手を合わせ、地面にエドワードは両手をつける。
その瞬間、鋭い山が錬成され、ゴーレムの下から襲い掛かった。
「ぐわぁぁ゙ぁ゙ーーーーーーぁ゙ぁ゙ぁ゙っぁ゙ーーーーーーー!!!!!!」
くぐもった声で悲鳴を上げるゴーレム。
左手を右手の甲に添え、右手を口元に持ってきて息を吹きかける。
その瞬間鋭い風がゴーレムを襲い、スパスパとムチのような土を切り落としていく。
「はぁはぁ・・・・・なかなか倒せない・・・・どうして・・・・?」
「分からない・・・でも・・・どうして・・・・」
はぁはぁと荒い息をしながら呟く。
そのの言葉に賛成の意思をぶつけるアルフォンス。
その時、エドワードはある一箇所を見つめていた。
「エド?」
ゴーレムの攻撃を避けながらエドワードに問い掛ける。
「もしかして・・・あのシトロン紋様を攻撃したら良いんじゃねぇか?」
「なるほど・・・・そっか!アルっ!!!攻撃はシトロンの紋様を狙ってっ!!そうすれば奴を倒せるわっ!!!」
そう叫ぶ。
エドワードのいきなりの言葉に一瞬戸惑ったが、今までの事を振り返ると、そうかもしれないと思った。
すぐに声を張り上げ、向こう側にいるアルフォンスに伝え、アルフォンスは『了解〜〜!』と叫んで攻撃を避けながらエドワードとの元にやってきた。
「よっし。3人で一気にシトロンの紋様に攻撃をするぞっ!!!!」
エドワードはそう叫ぶと、を見た。
はゼフィアから攻撃された場所が痛むのかフラフラとしていた。
ぎゅっ・・・・
「エドっ!?」
「大丈夫だ・・・オレが居るから。」
を抱き寄せ、離れないように身体を密着させたとエドワード。
「誰か忘れては居ないかね?」
「「「!?」」」
後ろからかけられた声に驚き、とエドワードとアルフォンスは同時に後ろに振り返った。
そこに居たのはおなじみのメンバーだった。
「ロイ大佐!」
「ホークアイ中尉!?」
「アームストロング少佐!?」
3人は目の前にいるメンバーに驚きそれぞれの名前を呼んだ。
「大変な事になっているのではないかと思ってな。来てみたのだが・・・」
「皆・・・・大丈夫だった?」
「我がアームストロング家に伝わる第3の〜〜〜〜〜」
ロイ、リザ、アームストロングはゆっくりと離し始めた。
「ロイ大佐〜〜リザ中尉〜〜アームストロング少佐ぁ〜〜〜」
今にも涙を流しそうな勢いの声で呟く。
「もう大丈夫だ。私たちも戦おう。」
「ありがとうございます、マスタング大佐!」
ロイの言葉を聞き、嬉しそうな声でお礼を言うアルフォンス。
「さぁ・・・来るぜっ!!!」
そう言うと、たちはそれぞれ攻撃を仕掛けた。
だが、なかなかシトロンの紋様に当たらなかった。
「くそっ・・・・シトロンの紋様に攻撃が当たらなきゃ意味がねぇっつーのに!」
エドワードはゴーレムの攻撃を避けながら、叫んだ。
その言葉を聞き、はある事を思いついた。
「皆っ!!私の周りに集まって!!!」
そう言うと、は左手を右手の甲に添えた。
の言うとおりに全員がの周りに集まった。
すると、は右手を口元に持ってきてフゥッと息を吹きかけた。
その瞬間、の周りに集まったエドワード、アルフォンス、ロイ、リザ、アームストロングたちがと一緒に宙に浮き上がった。
「なっ!?」
「私の錬金術。ずっと錬成し続けないと宙に浮いていられないから私は攻撃できなくなるけど・・・上からシトロンの紋様を攻撃できる?」
驚きの声を上げるアームストロング。
その声を聞き、は静かに説明した。
「やってやろうじゃねーの!」
「出来るよ、。ありがとう!」
「私に出来ないものなどない。」
「ありがとう、ちゃん。やってみるわ。」
「ふぬぅぅぅぅぅ・・・・・」
の問いかけに全員が元気に返事を返した。
一名だけ返事ではない声を漏らしているが、それは放っておこう。
パンッと両手を合わせるエドワード。
そして、アルフォンスはの事を支えていた。
ロイは発火布をはめ、指を擦る準備。
リザは銃弾を補充し、カチッと装備した。
アームストロングは目を凝らし、シトロンの模様のある場所を探していた。
「あったぞっ!!!右斜めしたの、あの手が沢山ある部分だっ!!」
声を上げたアームストロングの指示に従って全員がその場所に攻撃を仕掛けた。
その瞬間、一瞬シトロンの紋様が赤く赤く光り輝き、そしてドス黒い光へと変化した。
すると、ゴーレムの動きは止まり、地面へと吸い込まれていった。
それと同時に───
「えっ!?」
が声を上げた。
「どうしたっ!?」
の声に驚き、エドワードが声を上げた。
「シトロンの紋様が・・・・なくなってる・・・・」
は静かにそう呟き、自らの首元を見た。
そこには赤く光り輝くシトロンの紋様はなくなっていた。
は風を調節し、全員を無事地面へと着地させた。
「倒した・・・んだよな。」
「そうみたいだな。」
エドワードの言葉に、ロイは静かに、そして溜息をつきながら呟いた。
「皆・・・・私のために・・・・ありがとう。」
嬉しそうに微笑み、涙を流す。
「どっ!?」
涙を流し始めたに驚きエドワードは両手をバッと上げた。
しかし、の目線に移っていたのはエドワードではなかった。
「母・・・さん・・・父さ、ん・・・・」
『・・・・ありがとう。ゼフィアを貴方の兄を倒してくれて・・・』
「母さん!!!!」
『・・・母さんも父さんも居ないが・・・・頑張って生きるんだ。ずっとずっと・・・お前の傍にいるから。』
「父さん!!!!」
の叫びも虚しく、響く声で呟いたの本当の母親と父親のハイラとゲルマはニッコリ微笑み風の中に消えていった。
「・・・・・。」
「〜〜〜っ大丈夫・・・私には皆がいるから・・・・」
エドワードの声を聞き、涙を拭い力強く呟いた。
そして、エドワードを見つめてニッコリと微笑んだ。
「それに、エドがいるから・・・・」
そう言うと、からエドワードの唇に自らの唇を押し付けた。
「っ!!!」
「大好きだよ、エド。ありがとう。」
顔を真っ赤にさせ、驚くエドワードに女の表情で微笑みお礼を言う。
ずっとずっと 見守っているから
父さんと母さんは いつでもを見ているよ
大事な大事な・・・ 父さんと母さんの子供
ずっと見守っている
ずっと 傍にいる
が幸せになる事を・・・・ 祈っているよ
「たっだいま〜〜」
「!アル!エド!」
の声に気がつき、玄関から身を乗り出し目を凝らすウィンリィ。
「〜〜〜〜〜〜っお帰り〜〜〜〜!!!」
「「ただいま。」」
「・・おう。」
嬉しそうな表情で玄関から飛び出してくるウィンリィ。
ウィンリィの言葉に笑顔で答える。
そして、手を振りながら答えるアルフォンス。
エドワードは一歩遅れて、短く返事をした。
やっと手に入れた 本当の幸せ 本当の平和を・・・・・
大好きだよ エド。
The end.......................
とうとうENDINGとなってしまいまいたっ!!!!!!
SILVER BREEZE ALCHEMISTは如何でしたか?
最後の方・・・感動的にしたのでうが・・・・感動出来たでしょうかv
しかし・・・ゼフィア強すぎーーー(><)
でも、3人の・・・・いや6人の絆が強く描けていたらイイナと思います。
『鋼の錬金術師 赤きエリクシルの悪魔』に多少似てる部分がありますが・・・ご了承下さい(><)
では、短いですが・・・・以上です(^^)
鋼の錬金術師夢小説に戻る